研究活動ガイド

Last Updated : 2018/09/25

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成田 貴行/ナリタ タカユキ

成田 貴行/ナリタ タカユキ

  • 職 名: 准教授
  • 所 属: 理工学部 機能物質化学科

研究分野

研究テーマ/
  1. 「生物を模倣した自律して運動できる材料の創製」 「材料特性及び熱を利用した新奇機能性デバイス・食品の開発」
  2. 高分子を中心とした新奇機能性材料の創製とコントロール
研究キーワード/
ドラッグデリバリーシステム、マイクロカプセル、ゲル、多糖類、相分離
科研費分類学問分野/
  • 分 野総合理工
  • 分 科ナノ・マイクロ科学
  • 細 目ナノマイクロシステム
科研費分類学問分野/
  • 分 野化学
  • 分 科複合化学
  • 細 目高分子化学
科研費分類学問分野/
  • 分 野化学
  • 分 科材料化学
  • 細 目高分子・繊維材料
科研費分類学問分野/
  • 分 野工学
  • 分 科材料工学
  • 細 目複合材料・表界面工学
科研費分類学問分野/
  • 分 野複合領域
  • 分 科人間医工学
  • 細 目生体医工学・生体材料学

活動アナウンス

  • 活動形態 国際研究・国際交流(欧州・北米地域)
  • 活動時期・日時
  • 活動形態 食品・飲料・酒造関連企業等との連携
  • 活動時期・日時
  • 活動形態 公的機関(官公庁)等との連携
  • 活動時期・日時
  • 活動形態 材料・素材関連企業等との連携
  • 活動時期・日時

研究者からのメッセージ

今後,廃材や未利用資源の高付加価値化を目指した材料のデザインを大学生と一緒になって取り上げて行こうと考えております.ご要望およびご相談がある際にはお声がけください.

研究紹介 ①

新しい「材料・デバイス」創造へのチャレンジ

研究概要

◆研究概要 
 生物は,人類未到達な材料の機能を多く有しています.例えば,生物は自分を複製することができ,自分で傷口を治癒することができます.さらには,食料から得たエネルギーを運動のエネルギーや熱エネルギー等の有効なエネルギーに変換させることができます.当研究室では,生物の材料やシステムの「原理」を理解し「利用」することによって,全く新しい材料やデバイスを作る研究を行っています.

◆主な研究内容と成果
 生物機能を模倣した材料の主な研究について,期待できる応用例・現在までの成果を以下に纏めました.
 ①「心臓のように拍動する材料」
 光を当てるだけで,流体を流すことのできる心臓を模倣したポンプへの応用が期待できます.当研究室は受光すると拍動する材料の作成に成功しました.
 ②「自分の形を自発的に形成できる材料」
 生物は自らコントロールして自らを成型できます.このような材料は将来的に再生医療への発展が期待できます.当研究室は多糖類をある条件の下に置くと,生物様の形態を形成することを見出しました.
 ③「患部を認知して治療する材料」
 患部を認知して治療することのできるマイクロドクターのような粒子は,副作用の問題を飛躍的に解決することが期待されています.当研究室では,糖を認識すると効果的に薬剤を放出できる担体,さらに炎症部を認知し効率よく接着する薬剤担体の作成に取り組んでいます.

◆実用的及び製品化を目指した研究
 「短期間での実用化」を意図した研究も推進しています.
 ①「気化を利用した新しい冷却装置の開発」
 電気や化石燃料を使用する冷却システムは高コストや地球温暖化の問題があります.一方,巷には未活用の低品質熱エネルギーがあふれています.そこで熱や太陽光を利用した新しい冷却デバイスの開発に取り組んでいます.
 ②「血圧上昇を抑える醤油の開発」
 成人病を引き起こす高血圧の主な原因は,塩分の過剰摂取であるため,減塩食が注目されていますが,味気が無くなることから敬遠される傾向があります.そこで,醤油をゲル化する際に多糖増粘剤を使用することで,テクスチャー効果(食感効果)を与え旨みのある減塩醤油を開発しました.
 ③「黒色発光システムの構築」
 原理上,黒色からの発光は認識できません.しかし,光を用いた演出や応援グッズ等,黒から発光しているように見せる機材の需要はあります.そこで光源システムを工夫した「黒色からの発光」と錯覚させる機材を開発しました.

◆実用・応用可能な企業業種
 ・食品メーカー (触感に関する素材の改良・付加価値化)
 ・医薬品メーカー(特異場及び特定時の徐放を意図)
 ・材料メーカー(特に放熱,冷却,発熱材料に関する)
◆特許等
 「環境温度の変化により拍動する粒子」
 特願2015-247839
 「高血圧抑制醤油の調製法」特願2014-237610
 「基質応答性自律振動型マイクロカプセル」
 特願2012-247839
 「発振動ゲル,それを用いたアクチュエータ,および該アクチュエータの駆動方法」
 特願2011-172370

  • ①光拍動材料概念図
  • ②多糖ゲルの形態
  • ③認知・治療する粒子概念図

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● 取材に関するお問い合わせ先国立大学法人佐賀大学
広報室
TEL. 0952-28-8153 / FAX. 0952-28-8921
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